【NNSB】さあ、行こうか

 

先日、日本中に衝撃的なニュースが響き渡りましたね…

「モーニング娘。’14 道重さゆみ 卒業」

4/29 春ツアーの山口公演でのことでした。

突然の発表だったのでかなり驚きましたし、正直ショックでその日は仕事が手に着きませんでした。

おそらく私を含めたハロヲタ意外にも、日本国民の多くの方がこのニュースに驚き、嘆き、狼狽したことでしょう…

 

今回はこの場を借りて、「伝説のアイドル」道重さゆみの歴史を振り返りたいと思います。

1989年7月13日 山口県宇部市に生まれた彼女は13歳でモーニング娘。のオーディション「LOVEオーディション2002」に応募しました。

 

まずはこちらをご覧頂きたい。

♪赤いフリージア/メロン記念日

オーディション合宿での課題曲の一つでした。

冒頭30秒でご理解頂けたことでしょう。

そう、彼女は音痴なのです。重度の音痴なのです。

歌って踊れるアイドルとして、音痴であることは致命傷です。

オーディション合宿のボイストレーナー菅井氏も彼女の耳の悪さには手を焼いたようで、後に「トレーナー人生で一番苦労した生徒」と語っています。

誰もが「この子は受からないだろう」そう思っている中、道重は諦めることはありませんでした。

「モーニング娘。になりたい」

確固たる夢を持っている彼女は、どんなに叱られても、壁の高さを感じても、下を向くことなく突き進み見事モーニング娘。の一員になりました。

憧れのモーニング娘。に入った彼女だったが、彼女の期待とは裏腹にその後のモーニング娘。は衰退を辿るばかりであった…

もともとダンスも歌も得意ではない彼女はそのレッスンに追われるばかりで自分を見失っていた時期もあったという。

 

そんな彼女に転機がやってくる。

2007年6月よりMBSラジオ、ヤングタウン土曜のレギュラーパーソナリティとして出演することが決まったのだ。

ヤングタウン土曜といえば、明石家さんま、村上ショージをメインパーソナリティとしており、まさにバラエティを知り尽くした先輩と仕事をすることになるのである。

ここで彼女はバラエティトークのイロハを学び、その後多くのバラエティ番組で「ナルシストキャラ」を売りに活躍するようになる。

この「ナルシストキャラ」には裏があり、自分が嫌われ者になって注目を浴びれば、「道重さゆみ」というワードを検索する人が増えるだろう。

私を検索すれば、モーニング娘。の道重さゆみだということが認知され、自然とモーニング娘。も認知されるだろう。との考えのもとでの行動であった。

こうして自分のポジションを確立すると共に、彼女にはまた新たな夢が生まれた。

「モーニング娘。のリーダーになって、大好きなこのグループに恩返しをしたい」

 

新たな目標を見つけた彼女は歌もダンスもバラエティもさらに努力を続け、2012年5月に8代目リーダーに就任した。

その後発売されたシングル「Help me!!」から最新シングル「Password is 0」までの5作連続オリコンチャート週間1位を獲得し、

モーニング娘。史上に残る記録を更新し続けていることはご存知の通りであろう。

 

彼女はデビューしてから11年間、夢を叶えるための努力を欠かすことはありませんでした。

自分のため、グループのために出来る最適なことは何かを常に考え行動する彼女は、いつしか他のアイドルグループからも尊敬される存在となりました。

そんな彼女の努力の結晶とも言えるL出来事が2013年のLIVEで起こります。

10年前にオーディションで歌った赤いフリージアです。

同じ曲とは思えない程の成長ぶりですよね。

まぁ10年もかければ…と言われてしまえばそれまでですが、それでも彼女の並々ならぬ努力は見て取れるかと思います。

そして今年、彼女は卒業します。

卒業発表の中で彼女は最後にこう締めくくりました。

「卒業を発表したここからが本当の「恩返し」だと思っています。

超超超いい感じのモーニング娘。に仕上げてから卒業し、次の世代にバトンタッチしたいと思っています。」

最後までリーダーとして出来る努力は惜しまないと語った彼女。

 

そうですね、我々NNPP出演者も彼女のように努力を惜しまず、残り少ない練習期間で

超超超いい感じの演奏に仕上げ会場の皆さんに最高のひと時をお届け致します!!!

長くなりましたがここまで読んで頂きありがとうございました。

サックスパートリーダーのじゅんちー(jun1)がお届けしました。

次は僕と同じ日に生まれた男の娘、楽々さんです!お楽しみに。

それでは皆様、会場でお逢いしましょう!